木のベビーフェンス
保育所の保育室のためのベビーフェンスである。国が定める保育所設置基準では保育室でのほふくスペースはその他のスペースと児童の活動領域として間仕切る必要があり、その面積も使用人数により最低基準が設けられている。しかし児童のその時々の状態により必要なほふくスペース面積が変化するため建築のプランニングで初期設定することは運営上問題がある。
そこで、フレキシブルにほふくスペースを変更でき、児童の活動のみ間仕切ることができるベビーフェンスが有効である。
「木のベビーフェンス」は小さなモジュールをつなぎ合わせる事であらゆる平面形状に間仕切る事ができる。柔らかい杉を利用することで、安全に、また暖かな空間づくりに寄与できる表情となっている。
概要
材料:杉
サイズ:H65xD22xL21xn(min144)cm