この度、高橋は住宅の医者「住宅医」に認定されました。
※住宅医とは→こちら
about usページの業務内容欄に「既存建物の調査診断・性能向上改修計画の立案・設計・監理」を加えました。お気軽にご相談ください。
「住宅医」は既存の木造住宅の調査・診断・改修設計・施工・維持管理などに関するスペシャリストで、一般社団法人住宅医協会が認定しています。
木造住宅の流通や活性化、リノベーションが一般に認知されるようになりましたが、それに伴う見かけだけの改築・リフォームが散見され問題となるケースも発生しています。
※調査と診断のイメージ:住宅医協会資料
住宅医は、既存住宅を厳密に調査を行い、6分野(耐久性・耐震性・断熱・温熱性・省エネ性・バリアフリー性・火災の安全性)の診断をし(※調査範囲は物件ごとに異なります)、既存住宅の状態をわかりやすくレポートにまとめてクライアントに報告し、改修をする場合は診断結果に基づいて、クライアントの状況やご要望、予算に合わせて性能向上改修計画を立案・提案します。
床下調査風景
工事中も耐震計画の整合性のチェック風景
住宅医の職能は今後さらに既存建物の利用が増えて来る状況のなかで、改修計画を主導する建築士には絶対必要なスキルだと考えています。
住宅医になるためには一般社団法人住宅医協会が毎年開催している住宅医スクールの全カリキュラム(約一年)を修了し、検定会(実際に自分が主導した改修事例を発表し審査される)に合格する必要があります。
写真:住宅医協会
先日の1月25日に検定会が行われ、三澤文子氏、山辺豊彦氏、豊田保之氏、滝口泰弘氏という錚々たる審査員の前で「神山の家」の改修の発表をさせていただきました。上の写真は木構造の山辺先生に質問されている様子(緊張した~:D)
神山の家は築140年以上の茅葺き民家ですが、住宅医の平賀さん(仕立建築舎)と協働し(この時はまだ高橋は住宅医ではなかった、、)調査診断を行った上で、改修計画には住宅医スクールで学んだ性能向上のための改修の知識・技術が生かされています。
性能向上改修事例はこちら→「神山の家」
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