設計させていただいた「深草の工房住宅」がチルチンびと105に掲載されています。
チルチンびとは建築誌というより、住まいてと並列に建築をフォーカスして、住まわれ方の背景としての建築というスタンスを感じるとても好きな雑誌です。
今回は、特集「緑と暮らす」の借景担当という立ち位置のようです。
「深草の工房住宅」は土地探しからご一緒させて頂き、クライアントの住まい方の思想に触れる時間が特に長かったプロジェクトです。仕上がった紙面を見て、その雰囲気が良く現れていると感じました。
特に酒谷さんの写真は陰影が効いて建物のイメージととてもマッチしています。
今回、初夏にとても丁寧な取材をして頂きました。特に工房や工芸作家である住まいての作品にも注目した記事にもなっています。
漆室でクライアントの作品の撮影
ホール・ギャラリーのクライアントが選んできた作品とその向こうの借景にも注目されています。(上写真は高橋)
クライアントと一緒に受けた取材で
「夕日が暮れていくのを眺めながら、ダイニングで少し早めの夕食を楽しむのが好き」や「風土と気候がその土地の工芸を作り上げる」など、はっとするお話もあり、私にとっても気づきの多い出来事となりました。
書店でお見かけの際は、手にとって見て頂けると幸いです。
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