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2024-03-21

紫竹の家


写真:山田 圭司郎  

紫竹の家

 役割を終えた子供部屋を気持ちのいい新しい居場所に変える
紫竹の家計画は、木造二階建て、25坪ほどの住宅のリノベーションです。 二人の子供たちが独立され、2階の南側、空いた子供室部分を一体の室とし新しい居間と食堂にコンバージョンしています。 南側には道を挟んだ敷地には大きな桜が毎年素晴らしい景色をつくっていました。 本計画では、素晴らしい環境にある2階南側に広くバルコニーに面した居間食堂を設え、バルコニーも風通しの良い適度にプライバシーを確保できる格子で囲みました。 もともと屋根なりのかなり高い勾配天井だった事もあり、さらに床の延長のようなバルコニーと、外部に浮く様に広く囲った格子により、実際の床面積よりも大きく開放的な、季節を感じる景色と環境の新たな居場所が現れました。

概要
所在地:京都市北区
構造規模:木造地上2階
延床面積:77.48 ㎡
竣工:2023
設計監理:高橋勝建築設計事務所
構造設計:能戸謙介(アトリエSUS4)
施工:平安建設


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